ハリルJが2試合連続の5発大勝! 7勝1分の無失点でW杯アジア最終予選に進出

 再三のピンチも防ぎ2次予選無失点

 後半も、前半からシステムやメンバーに変更なくスタートした。決定機を迎えながらゴールを奪えない前半同様の展開の中、後半10分に差し掛かろうというところでハリルジャパンにアクシデントが起きた。中盤に浮いたボールをヘディングしようとしたMF山口蛍(ハノーバー)が、遅れて競りにきた相手選手に頭を当てられて負傷。プレー続行不可能という判断が下され、MF原口元気(ヘルタ)が投入された。

 同15分過ぎには、右サイドから走り込んだ本田のヘディングがゴールポストに嫌われた。その直後、DF森重真人(FC東京)の不用意なパスミスで相手ボールとしてしまうと、30メートルはあろうかというところから放ったシリアのミドルシュートが、今度は日本のゴールポストを直撃。同20分には長谷部誠(フランクフルト)が自陣ペナルティーエリア近くでボールを奪われてシュートを許し、GK西川周作(浦和)がセーブするなど落ち着かない時間帯になった。

 そのバタバタした展開からゴールを奪ったのは日本だった。ペナルティーエリア内まで進出した本田からの浮き球を胸トラップした香川は、反転しながらタイミングを合わせて左足のボレーシュート。丁寧にコースを突いたボールはゴールに吸い込まれ、2-0とリードを広げるゴールになった。

 その後も勢いに乗って次々に決定機を作り出したハリルジャパン。同33分には、この日のキャプテン岡崎が代表2試合連続ゴール中のFW金崎夢生(鹿島)と交代し、同40分には香川に代えて24日のアフガニスタン戦で1ゴール1アシストのMF清武弘嗣(ハノーバー)を投入した。

 シリアに決定機を作られたところをGK西川のファインセーブや守備陣の体を張った守備でしのぐと、同41分には右サイドからペナルティーエリア内に進出した本田が冷静に決めて3-0。なおも攻撃の手を緩めない日本は、同45分に香川がこの日2点目のゴールを奪い、アディショナルタイムには原口も決めて、W杯アジア2次予選を2試合連続の5-0で締め括った。

 このアジア2次予選は、ホームで迎えた初戦のシンガポール戦をスコアレスドローで発進する形になったが、終わってみれば7勝1分の無失点で首位通過。危なげなく最終予選の戦いへコマを進めることになった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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