トップ下を偏愛するミラン会長が強権発動!? 19歳のアルゼンチン人司令塔の獲得を計画

現チームの戦術に不満を募らせるベルルスコーニ会長が、逸材MF獲得に10億円用意

 ACミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長の、トップ下を置くシステムに対する偏愛はつとに有名だが、来季の新トップ下候補を自ら指名。19歳のアルゼンチン人司令塔に10億円を投じて補強する計画が明らかになった。イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。

 今季のミランは、序盤に4-3-1-2システムをテスト。トップ下に日本代表FW本田圭佑、イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラらを配置したが機能不全に陥り、シニシャ・ミハイロビッチ監督は早々に見切りをつけていた。

 だが、先日も「私の見たいミランではない」と現チームの戦術に不満をぶちまけていた会長は、19歳のアルゼンチン人MFジオバニ・ロ・チェルソに白羽の矢を立てたという。リバープレート所属だが、現在はアルゼンチン1部ロサリオ・セントラルでプレーしている期待の逸材。800万ユーロ(約10億円)の移籍金を準備しているが、パリ・サンジェルマンも交渉を進めており、マンチェスター・ユナイテッドやユベントスも興味を示しているという。

 

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