「昨日より強くなりたい」 堂安律、王者相手の初ゴール後も向上心捨てず…トレーニング姿公開
バイエルン戦で移籍後初ゴール、右足での“股抜き”ゴールを叩き込む
ビーレフェルトの日本代表MF堂安律は現地時間17日、ブンデスリーガ第4節のバイエルン・ミュンヘン戦(1-4)で鮮やかな移籍後初ゴールを決めた。カウンターからドイツ王者相手に決めた一撃。好プレーを見せた堂安は、自身の公式インスタグラムを更新し、「ただ昨日より強くなりたい」と、さらなるレベルアップを誓った。
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華麗な一撃を突き刺した。日本代表のオランダ遠征を終えてクラブに戻った堂安は、バイエルン戦にスタメン出場。しかし、昇格組のビーレフェルトは前半から王者に力の差を見せつけられた。
前半8分に元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーに先制を許すと、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキにも同25分、46分と2ゴールを奪われ、前半だけで0-3とされた。さらに、後半開始早々にもミュラーに決められてリードを4点に広げられたなか、同13分に堂安が意地を見せる。
ビーレフェルトはカウンターを仕掛け、FWファビアン・クロスがペナルティーエリア手前でマーカー2人を引きつけて右サイドを駆け上がってきた堂安へパス。フランス代表DFベンジャマン・パバールがチェックに来るなか、堂安は縦に仕掛けて相手が足を出してきた瞬間に、利き足とは逆の右足でシュートを放つ。パバールの股を抜いた一撃が名手マヌエル・ノイアーの手の先を抜け、左ポストをかすめてネットを揺らした。
今季オランダ1部PSVから期限付き移籍してきた堂安にとっては、これが記念すべきブンデス初ゴール。大きな一歩を踏み出した22歳は自身の公式インスタグラムを更新。計40キロの重りを持ってトレーニングする姿を投稿し、次のように綴っている。
「I just want to be stronger than yesterday.(ただ昨日より強くなりたい)」
2017年にガンバ大阪からフローニンゲンに移籍した際も、エールディビジ初ゴールは右足だった。ブンデスリーガでもゴールを積み重ねることができるだろうか。