「まさに壁のよう」 サンプドリア吉田、強豪ラツィオ戦の無失点勝利を伊メディア絶賛

サンプドリアDF吉田麻也【写真:Getty Images】
サンプドリアDF吉田麻也【写真:Getty Images】

先発フル出場で3-0勝利に貢献、伊メディアの採点で高評価

 イタリア・セリエAのサンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也は、現地時間17日の強豪ラツィオ戦にフル出場し、3-0の勝利に大きく貢献。イタリアメディアでもそのプレーぶりが絶賛された。

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 開幕のユベントス戦では後半からの出場となるなど、レギュラー争いでポジションを完全に確保しているとは言えない吉田だったが、日本代表のオランダ遠征明けとなったこのタイミングでスタメンを奪取。そして、強豪の攻撃を無失点で退ける結果を出した。

 このパフォーマンスに、イタリアメディアも吉田のプレーを絶賛した。サンプドリア専門のニュースサイト「サンプドリア・ニュース」では、採点記事のタイトルに「注意深い吉田」と名前を挙げ「7点」の高評価。そして「注意深くムリキとカイセドに対応した。87分にコレアのシュートをブロックしたプレーはまさに壁のよう。欠けているもののないプレー」と称賛した。

 また、サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」では「7点」を与えられ、「ヘディングの競り合いはすべて彼が回収した。まるで岩のように頑丈なプレーはラツィオに頭を抱えさせる」と、こちらもパフォーマンスを高く評価されている。

 そしてサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では「6.5点」とされ、「非常に複雑な状況を迎えたとしても、それを切り抜ける経験がある。おそらくセンターバックの中で最も技術的なクオリティーを持つ。常に集中力を保ち、困難に陥らない」と、組み立ての部分での技術も評価された。

 日本代表のオランダ遠征では同じセリエAのボローニャに所属するDF冨安健洋とのセンターバックコンビで、カメルーン戦(0-0)とコートジボワール戦(1-0)を2試合連続無失点で切り抜けた吉田だが、個人のパフォーマンスとしてもセリエA上位のラツィオに対して十分以上のものを見せ、レギュラー定着にも大きくアピールしたと言えそうだ。

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