森保ジャパン、2列目活性化へ「南野×久保」共存は新たな可能性? 今遠征わずか6分間の競演

今回でまだ2度目の競演…W杯予選に向けて新たな攻撃のピースとなるか

 今回のオランダ遠征は、クラブで出番のないMF中島翔哉(ポルト)は招集外。新たな2列目の“化学反応”が期待されたなかで、攻撃陣には課題が残った。トップ下のMF鎌田大地(フランクフルト)は抜群のセンスあふれるパスなどで好アピールしたものの、「南野×久保」の共存は新たな可能性を示すのではないだろうか。

 久保はコートジボワール戦で、“本職”とは違う左サイドハーフで先発。所属のビジャレアルでもプレーしているポジションとはいえ、ミスも散見された。定位置の右サイドでのプレー時間が長くなると、周囲との連係も向上するだろう。

 さらに、東京五輪に向けてもなかなか調整ができていない。今回は7人の東京五輪世代が招集されたものの、2列目の久保、MF堂安律(ビーレフェルト)、MF三好康児は全く競演が叶わなかった。

 11月にも強豪メキシコとオーストリアで対戦する。守備陣は“鉄壁”を誇るも、ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の再開が来年に迫っているなかで、流れのなかからゴールを奪えなかった攻撃の修正は急務。「南野×久保」の競演は実現するのか。森保ジャパンの顔とも言える2列目の奮起に期待がかかる。

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(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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