英雄クロップの凱旋に興奮を隠せないドルトムント 「我々にとって夢のドローだ」

EL準々決勝でリバプールと激突へ 偉大な名将が”ホーム”に帰還

 ドルトムントはUEFAヨーロッパリーグ準々決勝で、昨季まで指揮を執ったユルゲン・クロップ監督率いるリバプールと対戦することが決まった。本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクの英雄の凱旋に、クラブのフロント、監督、スタッフも興奮を隠せない様子だ。ドルトムントの公式サイトが報じている。

 ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは「今季の我々の経験に基づくと、我々はアレクサンダー・フライが普通の抽選をすると予想していなかった。ついにユルゲン・クロップが、リバプールとともにホームに帰ってくる。彼にとっては間違いなく特別なことだろう。我々もこの大会のどこかの段階で、レッズと対戦することは確信していた。そして、エキサイティングな国際的な対決を心待ちにしている」と語った。

 今大会でFCポルト、トットナムという強豪との連戦が続いていたドルトムントだけに、スイスで行われた組み合わせ抽選会で、 クラブOBでもある元スイス代表FWフライ氏によるドロー結果を予想していたとヴァツケ氏は説明。そして、ヒゲとメガネの名将の凱旋について「ホームへの帰還」と心から歓迎している。

 強化責任者のミヒャエル・ツォルク氏は、「ポルトとトットナム戦に続き、次の大ヒット作のような試合になる。大きなチャレンジになる。これはファン、ドイツ人、そしてメディアにとっては間違いなく、夢のドローだ」と語った。

 

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