「プレミア史上最大の衝撃?」 リバプールの歴史的惨敗に英騒然「57年間で最悪の黒星」
リーグ王者が大量7失点で衝撃的な敗戦 「クロップが指揮官になって以来、最悪の敗戦」
リバプールは現地時間4日、プレミアリーグ第4節でアストン・ビラと対戦し、敵地で2-7と大敗を喫した。昨季王者の歴史的惨敗に英メディアは「プレミア史上最大の衝撃になったのか?」「狂気。チャンピオンが57年間で最悪の黒星」と大々的に取り上げている。
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リバプールは開幕3連勝と幸先の良いスタートを切った一方、新戦力のスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラとエースのセネガル代表FWサディオ・マネが新型コロナウイルス感染により欠場を余儀なくされた。ブラジル代表GKアリソンも負傷で欠き、主力組が相次いで戦線離脱とはなったが、試合は予想だにしない展開を迎える。
前半4分、GKアドリアンの痛恨のパスミスから先制点を献上すると、同22分にもカウンターから被弾。同33分にエジプト代表FWモハメド・サラーが1点を返したものの、同35分、39分と立て続けに得点を奪われ、前半だけで4失点を喫した。ハーフタイム明けからの巻き返しを図るべく、後半頭から日本代表MF南野拓実が投入された。
しかし、後半10分に5失点目を許してしまい、同15分にサラーが再びネットを揺らすも、同21分、30分に連続失点。最終的には5点差の2-7という衝撃的な結末で、今季のリーグ戦初黒星を喫した。57年ぶりとなる大量7失点の惨敗劇に英メディア「スポーツ・バイブル」は「衝撃的なパフォーマンスでプレミア王者を粉砕」と見出しを打ち、「プレミア史上最大の衝撃になったのか?」と綴っている。
また、英ラジオ局「talkSPORT」も「狂気。チャンピオンが57年間で最悪の黒星」と大々的に取り上げ、「クロップが指揮官になって以来、最悪の敗戦を経験した」と説明。英紙「デイリー・エクスプレス」は「クロップは傍観者として笑うしかなかった」と指摘している。連覇に向けて順調な滑り出しを見せていたはずのリバプールだが、第4節にして思わぬ大敗を喫することとなった。