ヤヌザイがマンUの新たな”氷漬け”に!? 古巣帰還もファン・ハールの逆鱗に触れ戦力外危機

ベルギー代表MFヤヌザイの不遇を英紙が報じる

 古巣への電撃復帰からわずか2カ月。ドルトムントで不遇をかこったスター候補生が、復帰したマンチェスター・ユナイテッドでも出番を得られず、窮地に立たされている。ベルギー代表FWアドナン・ヤヌザイは“赤い悪魔”での将来が不透明な状況になったと、英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 ヤヌザイは昨夏、出場機会を求めて日本代表MF香川真司所属のドルトムントへ1年間の期限付きで移籍した。しかし、トーマス・トゥヘル監督の信頼をつかむことはできず、古巣ユナイテッドが負傷者続出という緊急事態に陥ったこともあり、1月に半年間前倒しでプレミアリーグへの帰還が決定した。

 野戦病院と化して不振を極めたユナイテッドで、救世主的な活躍を期待されたヤヌザイだが、復帰後も出場機会はほとんどなく、主戦場はU-21プレミアリーグの舞台。同紙では「(ルイス・)ファン・ハール監督によって氷漬けにされたウインガーは、マンチェスター・ユナイテッドでの将来が不確定になった」と報じられている。

 記事によると、ヤヌザイが信頼を失うきっかけとなったのは2月末のU-21プレミアリーグでのミドルスブラ戦でのこと。若手MFアンドレアス・ペレイラ、そしてヤヌザイの試合に臨む態度が、指揮官の逆鱗に触れたという。

 

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