衝撃の連続 「記憶に残る乱闘シーン10選」を英紙選出、マラドーナの衝撃顔面膝蹴りも

リーグ・アン第3節のPSGとマルセイユで起きた乱闘シーン【写真:AP】
リーグ・アン第3節のPSGとマルセイユで起きた乱闘シーン【写真:AP】

PSG対マルセイユの乱闘劇をフックに、サッカー史上記憶に残る乱闘シーン10個を選出

 現地時間13日に行われたリーグ・アン第3節、パリ・サンジェルマン(PSG)対マルセイユ戦(0-1)で、試合終盤にブラジル代表FWネイマールら計5人が退場する乱闘騒ぎが勃発した。英紙「デイリー・スター」は、サッカー史上記憶に残る乱闘シーン10個を選出している。

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 “序章”として紹介されたのは、前述のPSG対マルセイユ戦だ。フランス国内でも伝統的なナショナル・ダービーとして知られている一戦の試合終了間際、小競り合いから両チームが入り乱れる大乱闘が勃発。パンチやキックなどを繰り出したとしてネイマールを含めた計5選手が退場となるなど、トータルでイエローカード14枚、レッドカードが5枚飛び交った。

 2007年3月7日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のバレンシア対インテル戦では、バレンシアの元スペイン代表DFカルロス・マルチェナがインテルの元アルゼンチン代表DFニコラス・ブルディッソにキックを見舞うと乱闘に発展。スペイン人DFダビド・ナバーロからパンチを受けたブルディッソが鼻を骨折する怪我を負った。

 1984年5月5日のスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)決勝、バルセロナ対アスレティック・ビルバオ戦で、元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナがジャージ姿の相手選手の顔面へ膝蹴りを見舞って気絶させ、それを引き金に両チームの選手やスタッフが入り乱れての大乱闘もいまだに語り継がれている。

 記事では、他にも当時QPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)に所属していた元イングランド代表MFジョーイ・バートンがマンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロに膝蹴り、ベルギー代表DFヴァンサン・コンパニにヘッドバットを繰り出すなどした2011-12シーズンのプレミアリーグ最終節もピックアップ。交代の際の態度に腹を立てたとして、フィオレンティーナの指揮を執っていたデリオ・ロッシ監督が、選手のセルビア代表FWアデム・リャイッチに殴りかかった2012年5月2日のノヴァーラ戦も紹介されている。ちなみに、この試合後にロッシ監督は解任された。

 英紙「デイリー・スター」の選ぶサッカー史上記憶に残る乱闘シーン10選は以下の通り。

■2007年3月7日/バレンシア対インテル(CL決勝トーナメント1回戦)
■1984年5月5日/バルセロナ-アスレティック・ビルバオ(スペイン国王杯決勝)
■1995年11月22日/ブラックバーン対スパルタク・モスクワ(CLグループステージ)
■1962年6月2日/チリ対イタリア(ワールドカップ・グループリーグ)
■2012年5月13日/マンチェスター・シティ対QPR(プレミアリーグ最終節)
■2003年9月21日/マンチェスター・ユナイテッド対アーセナル(プレミアリーグ第6節)
■2012年5月2日/フィオレンティーナ対ノヴァーラ(セリエA第36節)
■2014年4月6日/ポティグアル対バラウナス(ブラジル・セリエD)
■2020年7月6日/トッテナム-エバートン(プレミアリーグ第33節)
■2005年4月2日/ニューカッスル対アストン・ビラ(プレミアリーグ第30節)

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