新体制バルサ、“予想布陣”をスペイン紙特集 メッシの周囲を固める顔ぶれは?
クーマン体制では4-2-3-1システム採用か ブスケッツがレギュラー落ちの可能性も
ロナルド・クーマン監督招聘やリオネル・メッシの退団騒動など激動のオフシーズンを過ごすバルセロナ。王座奪還を目指す新シーズンに向け、新体制ではどのようなメンバー構成となるのか。予想布陣をスペイン紙「マルカ」が特集している。
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大黒柱のメッシが残留を決めたことで、チームが今季もメッシを中心に戦うことは間違いないだろう。今オフにはクロアチア代表MFイバン・ラキティッチ(→セビージャ)やブラジル代表MFアルトゥール(→ユベントス)が退団し、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチ(←ユベントス)が加入。ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの移籍の可能性もあるため、メッシの周囲を固める顔ぶれやシステムには変化が起きそうだ。
スペイン紙「マルカ」はクーマン新監督の下で、4-2-3-1システムで戦うとの予想をしている。クーマン監督はオランダ代表でバルサの基本形でもあった4-3-3システムを採用していた一方で、一つの形に固執するタイプではなく、選手に合わせて柔軟にシステムを変えていくと予想している。
GKはドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが不動。4バックは右からDFネルソン・セメド、ジェラール・ピケ、クレマン・ラングレ、ジョルディ・アルバと守備陣の顔ぶれに大きな変化は起きていない。
中盤は低い位置にオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングと新加入のピャニッチが横並びとなり、サイドアタッカーとして右にFWウスマン・デンベレ、左に17歳のFWアンス・ファティ、中央のトップ下にメッシが入っている。そして最前線は新指揮官がキーマンに指名したともいわれるフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが務めることになりそうだ。
注目ポイントとしては、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツの不在か。クーマン監督が同胞のデ・ヨングを重宝すれば、ブスケッツがレギュラーを外れると見られている。
インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス、リヨンのオランダ代表FWメンフィス・デパイなど、今後加入が噂されている選手も多い。クーマン新監督の下、バルセロナがどのように生まれ変わるのか注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)