リオ五輪消滅のなでしこJに澤さんが警句! シドニー五輪予選敗退後の「厳しい時代を理解して」

スポンサー離れやチーム撤退など女子サッカー界の暗黒期再来も

 なでしこジャパンのリオデジャネイロ五輪アジア最終予選は、残り2試合が消化試合となった。ベトナム戦を前にテレビ中継の特別ゲストを務める澤穂希さんは2000年シドニー五輪の出場権を逃した悲劇を振り返り、「過去を含めてしっかり理解してもらいたいです」と苦言。今後のなでしこを取り巻く環境の厳しさを予見した。

 この日の日本対ベトナム戦の前に行われた中国対韓国のゲームで、中国が1-0で勝利した。これで日本は残り2試合を連勝しても勝ち点で中国、オーストラリアを上回ることができず3位以下が確定し、五輪切符を逃した。非情な現実について、澤さんは以下のように話している。

「私たちがシドニー五輪の出場権を逃した時は企業チームが撤退したり、スポンサーさんがなくなったなど、本当に厳しい時代でした。そういう過去を含めてしっかり理解してもらいたいです。だからこそ、今日の試合は勝って終えてほしいと思います」

 3大会連続で五輪に出場してきたなでしこジャパンは11年のドイツW杯優勝を皮切りに、12年ロンドン五輪銀メダル、15年カナダW杯準優勝と黄金時代を謳歌してきた。だが、かつて暗黒期を迎えていた。2000年のシドニー五輪予選で敗退後には、国内リーグがスポンサー撤退などで壊滅的な打撃を受けた。今回の結果で、悪夢再びとなる可能性を理解しているのか、問いただす様子だった。

 

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