サラゴサ新指揮官、香川の残留に期待 「ハイレベルな選手」「非常に良いプレーを…」
ルベン・バラハ新監督が香川の状況に言及 「決定を下さなければならない」
MF香川真司の所属するサラゴサは、来季もリーガ・エスパニョーラ2部で戦うことが決定している。新たに就任したルベン・バラハ監督は香川について「ハイレベルな選手」と語り、残留を強く希望しているという。スペイン地元メディア「エル・デスマルケ」が報じた。
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リーグ戦を3位で終えたサラゴサはプレーオフ準決勝で6位エルチェと対戦することになったが、決戦直前にエースのFWルイス・スアレスが保有元ワトフォードに帰還して退団。得点源が不在の状況で臨んだ敵地での第1戦では0-0と引き分けたが、ホームでの第2戦ではMFハビ・ロスのPK失敗もあり、0-1で敗れた。2戦合計0-1で悲願の1部昇格を逃す結果となっている。
そのなかでクラブはバラハ監督の就任を発表し、会見を実施。「エル・デスマルケ」によると新指揮官はスポーツディレクターを務めるラロ・アランテギ氏への信頼を示し、「選手の放出を恐れてはいない」と強調したという。そこで名前が挙がっているのが、MFラウール・グティと香川の2人だ。
ベティスへの移籍交渉が進行中となっているグティについては「まだ残留の可能性があり、そうなればベターだ。しかし、仮に移籍したとしても、その状況に適応してより強くならなければならない」と慰留の厳しい状況にあることを明かしつつ、香川については次のように言及している。
「彼はハイレベルな選手だ。我々は1人ずつ状況を精査して、決定を下さなければならない。あまり選手のことばかりにフォーカスするのは好きではない。予算内で補填をしながら陣容を作る必要がある。香川はプレーオフで非常に良いプレーを見せていたし、あらゆる面での話し合いがこれから進められていくだろう」
バラハ監督の就任を発表する際には、アランテギSDも香川の残留を強く希望していただけに、来季に向けて主力として期待を懸けられていることは間違いない。香川の去就は今後しばらく、大きなトピックとして扱われることになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)