「苛立つのも分かる」 マスチェラーノが明かした“日本での後悔”「僕が間違っていた」
クラブW杯で残した古巣リーベル・プレートとの遺恨「残念なことに過去には戻れない」
元アルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノは現在、アルゼンチン1部エストゥディアンテスに所属しているが、アルゼンチンメディアのインタビューに応じ、下部組織時代に育ったリーベル・プレートに対する“日本での後悔”を明かしている。
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リーベル・プレートの下部組織で育ったマスチェラーノは、2003年にトップチームに昇格。その後、コリンチャンス、ウェストハムを経て、07年にリバプールへと移籍した。世界トップクラスの中盤選手として飛躍を遂げると、10年にバルセロナに加入し、数多くのタイトルを獲得した。
18年に河北華夏へと活躍の場を移し、昨年からエストゥディアンテスに移籍して母国に帰還したマスチェラーノだが、アルゼンチン放送局「TyC Sports」のインタビューに応じた。「僕はリーベル・プレートに戻る機会が2度あった。話し合いもしたが、バルセロナで高いレベルを維持していたので、その時ではないと判断した。それでも、僕はリーベル・プレートを愛している。あそこで過ごした日々を心から楽しんだ」と、“リーベル・プレート愛”を語った。
一方、15年当時、バルセロナ時代に日本で行われたクラブワールドカップ(W杯)決勝で古巣リーベル・プレートと対戦し、3-0で勝利を収めて優勝を達成しているが、「2015年、日本の決勝戦で彼らに挨拶しなかったことに関して、僕が間違っていた。彼らが僕に苛立つのも分かるが、残念なことに過去には戻れない」と、日本で古巣との間に遺恨を残してしまった過去を明かしている。
日本のクラブW杯で古巣リーベル・プレートと対面したマスチェラーノだが、挨拶を交わさなかったことで怒りを買ってしまったようで、母国に帰還した際も古巣に戻ることはなかった。それでも、「僕のリーベル・プレートへの愛情はまったく変わらない。僕がクラブから受けた恩は返しきれないものだから」と、マスチェラーノは最後まで古巣への愛情を強調していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)