イニエスタ級の美技 神戸サンペール、マーカー2人翻弄の華麗ターンに反響「なんて才能だ」

ヴィッセル神戸MFセルジ・サンペール【写真:Getty Images】
ヴィッセル神戸MFセルジ・サンペール【写真:Getty Images】

途中出場した鹿島戦で、永戸とファン・アラーノを翻弄する圧巻のボールキープを披露

 ヴィッセル神戸のスペイン人MFセルジ・サンペールは、16日のJ1リーグ第10節鹿島アントラーズ戦(2-2)で途中出場。試合終了間際に相手選手2人を手玉に取る圧巻のボールキープを見せ、「なんて才能だ」「魔法が満載」と称賛の声が上がっている。

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 元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタも所属した名門バルセロナの下部組織で育ち、トップチームに昇格したサンペールは、2019年3月にバルセロナと契約解除。その3日後に神戸に電撃加入して大きな注目を集め、1年目はリーグ戦24試合に出場した。

 2年目の今季は開幕スタメンを飾り、アンカーやボランチ、リベロなど様々なポジションで起用されている。鹿島戦は途中出場となったが、2-1とリードして迎えた後半37分にイニエスタに変わってピッチへ。後半アディショナルタイムにバルサ出身たる所以を見せつけた。

 自陣でこぼれ球を拾って持ち上がると、右側からボール奪取に来た鹿島DF永戸勝也のチェックを右足アウトサイドで切り返して回避。さらに、背後から追いかけてきた鹿島MFファン・アラーノをルーレットターンで翻弄し、永戸と2人がかりのマークもヒールであっさりと切り返してFW藤本憲明に縦パスを通してみせた。

 直後に藤本のボールロストからカウンターを受け、劇的な同点弾を被弾してしまったが、サンペールのテクニックはSNS上でも話題となり、サンペール本人も動画をリツイート。これには日本人ファンが「このキープやばかった」「これ凄かった」と反応したほか、海外ファンからも「なんて才能だ」「歴代最高の技? 私はそう思う」「魔法が満載」と称賛の声が相次いだ。

 先輩イニエスタが注目を浴びがちだが、サンペールも“元バルサ”の片鱗を見せつけている。

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