名門ローマに激震か 主力含む12人“大量放出”でチーム大改造の可能性を地元紙報道
今月に入ってクラブの売却が決定 フォンセカ監督の去就も不透明な状況に
イタリア・セリエAの名門ローマは、今月に入って経営権の変更が発表された。それに伴い、12人の大量放出という激震が走る可能性を地元紙「イル・メッサジェーロ」が報じている。
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ローマは今月に入り、イタリア系の米国人実業家のジェームズ・パロッタ氏から米国のフリードキン・グループに5億9100万ユーロ(約740億円)でクラブの保有権が売却されることが発表されている。詳細は今月末までに詰められるという。
その状況下でパウロ・フォンセカ監督の去就すら不透明になったなか、記事では放出の憂き目にあう可能性のある選手が指摘されている。中には他クラブからの移籍オファーがこれまでに報じられた選手もいるが、主力も多くチームの大改造に踏み切ることを意味しそうだ。
名前が挙げられたのは、FWジェンキズ・ウンデル、FWジャスティン・クライファート、MFハビエル・パストーレ、MFディエゴ・ペロッティ、DFブルーノ・ペレス、DFフアン・ジェズス、DFフェデリコ・ファシオといった面々となっている。
さらに期限付き移籍中でローマが保有権を持つMFアンテ・チョリッチ(スペイン2部アルメリア)、FWパトリック・シック(ライプツィヒ)、DFリック・カースドルプ(フェイエノールト)、GKロビン・オルセン(カリアリ)、MFアレッサンドロ・フロレンツィ(バレンシア)といった選手たちも、完全移籍などを含め放出候補とされた。
今季、リーグ戦では勝ち点70の5位に入り、来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を持つローマだが、全く違うチームに様変わりする可能性が浮上している。果たして、“フリードキン・ローマ”の陣容はどのようなものになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)