本田ライバル復活と予期せぬ事故… ミラン監督が示唆する4-2-3-1導入へ加速か

11戦無敗でも追い求める変革 新布陣で本田がトップ下に再挑戦も?

 ACミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督が昨季16ゴールを決めたFWジェレミー・メネズの完全復活後、現在の4-4-2から4-2-3-1にシステム変更する構想を明らかにした。イタリア国営放送「RAI」のテレビ番組「ドメニカ・スポルティーバ」で語っている。

 公式戦13試合連続のスタメン出場を果たしている日本代表FW本田圭佑だが、チームも左利きの10番を4-4-2の右サイドハーフに固定後、上昇気流に乗った。公式戦11試合連続の無敗と絶好調で、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の3位フィオレンティーナまで、勝ち点差6と迫っている。

 “鬼軍曹”と呼ばれる男は、チームが好調を維持していても変革の可能性を口にする。

「私は変革が好きだ。自分を信じてやまない。困難な時もあったが、私は常に冷静だったね」

 今季序盤戦には毎週、自らの去就問題がメディアを賑わせるほど窮地に立たされていた。名物オーナーのシルビオ・ベルルスコーニ氏が相手でも遠慮しない発言を繰り返し物議を醸したが、セルビア人指揮官は今も”オレ流”を貫いている。

 

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