ファン・ハール監督がファルカオ加入に喜びを爆発させる 「最も結果を出してきた点取り屋の1人」

 

マンUの補強策には疑問の声も

 

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が移籍市場最終日となった9月1日にモナコから期限付き移籍で獲得したコロンビア代表FWラダメル・ファルカオの加入に歓喜を爆発させている。

「私は今季、期限付き移籍でラダメルが加わったことを喜んでいる。彼はサッカー界で最も結果を出してきた点取り屋の1人。彼の出場試合当たりの得点率を見れば明らかだ。こんなレベルの選手が獲得できるのなら、見逃すわけにはいかない」

 今季公式戦でいまだ勝ち星のないオランダ人新監督は喜びのコメントを発表した。

 英紙ガーディアンによると、レンタル料は600万ポンドで買い取りオプション付き。ファルカオの年俸の1部はモナコが負担することになり、マンUは週給19万ポンドを負担する。

 保有権を持てず、膝の故障でブラジルワールドカップに出場できなかった選手に対して年総額1600万ポンドの投資は適正価格なのか、高いのかはまだ分からない。それでも、名門の資金力にものを言わせて、レアル・マドリードからアルゼンチン代表MFアンヘル・ディマリア、アヤックスのオランダ代表MFダリー・ブリントらを獲得する一方、香川真司をドルトムントに、ハビエル・エルナンデスをレアルに、ダニー・ウェルベックをアーセナルに放出。勝ち星のないファン・ハール監督はヒステリックなまでに大ナタをふるい続けたが、補強のベクトルに首をかしげる人間は多い。

 開幕前から基本システムとして採用し続けてきた3-4-1-2システムの2トップは、ユナイテッドの中で今や数えるほどになった世界屈指の名手、オランダ代表FWロビン・ファンペルシーとイングランド代表FWウェイン・ルーニーが君臨する。トップ下ではスペイン代表MFファン・マタ、アンデル・エレーラに加え、ディマリアもプレーできる。

 ファルカオはどこでプレーするのかという疑問の声が英国内では噴出している。OBで元イングランド代表FWマイケル・オーウェンは「チームで最も補強の必要のないポジション」と指摘している。

 早くも追いつめられた感のあるファン・ハール監督は3トップなどシステム変更に打って出るのだろうか。オランダ人指揮官の次なる一手に注目したい。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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