ザンクト・パウリMF宮市亮、膝のリハビリで練習欠席 新監督「あと数週間で負荷を増やせる」
宮市亮がシュルツ新監督の下で行われたシーズン最初の練習を膝のリハビリで欠席
ドイツ2部ザンクト・パウリの元日本代表FW宮市亮が、新シーズン最初の練習を欠席した。クラブの公式ホームページで伝えている。昨季途中に負傷した膝のリハビリ中で、9月18日の開幕に向けて調整を重ねている。
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宮市は中京大中京高在学中の2010年12月にイングランドの名門アーセナルと契約。その後は期限付きでフェイエノールトに移籍するなど順風満帆なキャリアを積み重ねると思われていたが、期限付き移籍を繰り返すなかで、両膝の前十字靭帯を断裂するなど大怪我に苦しんできた。それでも、負傷を乗り越えて復帰。昨季は5月27日の第28節ハイデンハイム戦(0-0)までフィールドプレーヤーで唯一の全試合出場を続けていたが、膝を負傷して次の第29節カールスルーエ戦を欠場。第30節ボーフム戦には出場したが、残りは欠場していた。
昨季は29試合1得点、DFBポカールで1試合に出場し、復活の印象を与えた宮市。来季も好スタートを切りたいところだが、シーズン最初の練習は膝のリハビリのため欠席となった。新シーズンから指揮を執るティモ・シュルツ監督は宮市について「昨シーズンの終わりに負傷して100%を取り戻してはいない。でも、あと数週間でトレーニングの負荷を増やすことができるので楽観的に見ているよ」と、離脱は長期間にならないことを示唆した。
新監督の下、来シーズンでも活躍が期待される宮市。まずは、開幕に向けてコンディションを整えてもらいたい。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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