仁義なきシティ・ペップの引き抜き祭り!? レアルとリバプールのブラジル代表コンビにロックオン

英紙が報じる DFマルセロとMFコウチーニョ獲得に動く

 マンチェスター・シティへの来季監督就任が決まっているバイエルン・ミュンヘンのペップ・グアルディオラ監督が来季プレミアリーグ制覇に向け、永遠のライバルからブラジル代表サイドバックを引き抜く可能性が急浮上している。英地元紙「ガーディアン」が報じている。

 グアルディオラ監督はシティの最大の補強ポイントを左サイドバックと分析しているという。現在の左サイドバックはフランス代表ガエル・クリシーとセルビア代表アレクサンダル・コラロフがローテーションで務めているが、FCバルセロナ時代の教え子ジョルディ・アルバのような攻撃的なタイプを求めているという。

 スペイン人の名将は当初バイエルン・ミュンヘンの愛弟子であるオーストラリア代表ダビド・アラバを補強候補としていたが、バイエルン幹部から引き抜きに関しては釘を刺されたという。バルセロナ退任時にバイエルンにスペイン代表チアゴ・アルカンタラをリクルートした際も非難された過去もあり、グアルディオラ監督は古巣から選手の引き抜きを封印する方針とも言われている。

 そこで白羽の矢が立ったのが元ブラジル代表ロベルト・カルロスの系譜を継ぐ超攻撃的サイドバックであるマルセロだ。ウインガーのような突破力のある選手が不可欠で、バルセロナ監督時代に何度も対峙したブラジル人サイドバックの引き抜きを画策しているという。

 ただ、マルセロの獲得には大きな障害があるという。2007年に18歳でフルミネンセからレアル・マドリードに移籍したマルセロは多くのタイトル獲得に貢献している。レアル・マドリードの副キャプテンに就任し、2020年までの契約更新が決まったばかりだが、シティには潤沢なオイルマネーという武器がある。

 

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