ビーチサッカー日本代表、茂怜羅オズ新監督が就任 選手も兼ね“世代交代”に期待「両方から見られる」

就任会見に臨んだ茂怜羅オズ新監督兼選手【※画像はスクリーンショットです】
就任会見に臨んだ茂怜羅オズ新監督兼選手【※画像はスクリーンショットです】

JFAはビーチサッカー日本代表の茂怜羅オズ新監督就任会見をウェブで実施

 日本サッカー協会(JFA)は21日、ビーチサッカー日本代表の茂怜羅オズ新監督兼選手、就任ウェブ会見を開いた。来年ロシアで開催されるビーチサッカー・ワールドカップ(W杯)に向けて若手とベテランの融合、中長期的な世代交代を目指す。会見に出席した北澤豪フットサル委員長も茂怜羅監督には「選手兼監督として最先端のトレンドを追える人」と期待を寄せた。

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 ビーチサッカー日本代表は昨年のパラグアイW杯でベスト4入りを達成。ラモス瑠偉前監督の指導の下、「メンタル面の強化」を軸に実力を高めてきた。W杯アジア予選では優勝を果たし、本大会でもメダルまであと1歩だった。

 そんななか、次期監督を託されたのは主将としてチームを率いてきた茂怜羅オズ。ブラジル・リオデジャネイロ州出身で2007年に初来日。海外チームなどを経て2017年からは東京ヴェルディBSでも監督兼選手を務めている。パラグアイW杯では大会MVPに輝く活躍。選手からの信頼も厚い新監督に北澤委員長も期待を込める。

「昨年W杯でベスト4になりました。ラモス監督にお願いして、2年間メンタリティーを中心に引き上げてもらい、アジア予選でもイランに逆転勝ちしたり、強化しながら(本大会で)ベスト4にたどり着くことができた。世界の頂点にたどり着くまでのプロセスが具体的に見えた。そのなかで最先端のトレンドを追える人、世代交代しないといけないチームの現状が分かっていることが新監督を探す経緯。(来年の)ロシアW杯まで短期間でチームをつからないといけない。中長期にビーチサッカーの普及、強化をしてもらうために監督兼選手をお願いした」

 ビーチサッカーの世界では監督兼選手の国も多く、茂怜羅監督も所属クラブでは指揮を執っている。新監督は「ラモスさんが作ってくれた強いチームをベースに、世界に向かって頑張っていきたい。監督兼選手は難しいこともあるが、両方からチームを見られてとてもいい」とメリットを語る。

 新たな挑戦となる茂怜羅監督だが、来月に迫ったW杯アジア予選から”新生・日本代表”を見せていく。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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