「ここにいたくない」 フッキが中国クラブ退団を明言「雨のようにオファーを受けている」
12月に上海上港との契約が満了契約 「僕たちはすでに話し合いの場を持ち…」
中国の上海上港に所属する元ブラジル代表FWフッキは、契約が満了する12月以降は契約延長に応じず、中国を去る考えを明かした。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」」が報じている。
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Jリーグの川崎フロンターレ、コンサドーレ札幌、東京ヴェルディにも所属したフッキは、2008年にポルトガルのポルトに加入して欧州へ渡り、その後はロシアのゼニト・サンクトペテルブルクを経て、現在は中国1部リーグの上海上港でプレーしている。
2009年にブラジル代表にも選出されたストライカーは、2016年に5580万ユーロ(約68億円)の移籍金をゼニトに残し、上海上港に加入。上海上港での年俸2000万ユーロ(約24億4500万円)と報じられ、2年前には「契約はまだ2年残っている。中国でハッピーだよ」と語っていたが、契約満了を迎える今は、違う心境のようだ。
「12月には僕の契約が満了を迎える。僕たちはすでに話し合いの場を持ち、契約を更新したくないという意向を伝えた。今は、複数の国のクラブから、雨のようにオファーを受けている。ヨーロッパのビッグクラブ、チャンピオンズリーグに出ているようなクラブから、そしてブラジルからもある。中国からの話もある。でも、僕はもうここにはいたくない。僕は学んだよ。神様に、健康でいられる最高の場所を選べるように願っているんだ」
フッキが新天地の選択について、優先順位を次のように話す。
「お金は最重要ではない。僕は、どこにいれば自分が一番幸せになれるか、代理人に話を聞いて熟考している。僕たちはまだ何も決断していない。確実なことは、12月になれば僕は所属先がなくなるということだけだ」
以前、母国ブラジルへ戻ってプレーする選択肢も口にしていたフッキ。18歳で母国を離れたストライカーは、どこでプレーすることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)