本田圭佑、“ボタフォゴ愛”あふれる少女とのストーリーに現地注目 「幸せにした」
ボタフォゴファンのアンナ・ルイーザちゃんの映像がきっかけで交流が生まれる
ブラジル1部ボタフォゴのMF本田圭佑が、SNSをきっかけとした行動で注目されている。ボタフォゴファンの少女の映像を見て、「この子が大好きだ」と公式ツイッターで反応し、心温まる交流が生まれた。
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事の発端は、ブラジル・サンタレンに住むボタフォゴファンの少女アンナ・ルイーザちゃんの5歳の誕生日だった。誕生日パーティーでプレゼントを受け取ったアンナちゃんだが、包まれていたのはボタフォゴではなく、ライバルであるフルミネンセのユニフォーム。これを目にしたアンナちゃんは愕然。これは一種の“ドッキリ”で、実際には直後にボタフォゴのユニフォームがプレゼントされたとのことだが、アンナちゃんが怒りを爆発させる様子を収めた映像がSNS上で拡散された。
これ自体は昨年、本田がボタフォゴに加入する前の出来事で、当時はボタフォゴGKジエゴ・カバリエリが誕生日を祝福するメッセージを送っていたが、今年に入って本田も目にするところとなった。ブラジルメディア「ディアリオ・オンライン」によると、当事者たちにとっては「すでに忘れていた」ことだったが、本田は自身の公式ツイッターで「この子が大好きだ」と綴って取り上げ、アンナちゃんは「喜びに小躍りした」とのことだ。
さらに、アンナちゃんが日本語で感謝のメッセージを投稿すると、本田は「COVID-19(新型コロナウイルス)が落ち着いたら、スタジアムに招待するよ」と粋な返答。アンナちゃんはこれまでにボタフォゴが本拠地を構えるリオデジャネイロを訪れたことはなく、夢を叶えることにもつながったと伝えられている。
スポーツ専門局「ESPN」ブラジル版は「今週、本田圭佑はアンナ・ルイーザを幸せにした」と綴り、今回の一連の流れを詳報。アンナちゃんの母親であるセリアンさんの「彼からの好意は期待を大きく上回るものでした」という感謝のコメントも紹介している。
クラブ愛あふれる少女の行動に対して、機知に富んだ対応で“幸せ”を届けた本田。新型コロナウイルスの感染が収束し、アンナちゃんとニウトン・サントス(ボタフォゴの本拠地)で対面する日が今から楽しみだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)