バルサDFピケ、VARに皮肉のジェスチャー? スペイン紙注目「キーボードを叩き…」
メッシのゴールが取り消された際の動作が話題に
バルセロナは現地時間5日に行われたリーガ・エスパニョーラの第34節でビジャレアルに4-1で勝利を収め、勝ち点3を上積みした。首位のレアル・マドリードを追随するバルサだが、この試合の後半にスペイン代表DFジェラール・ピケが見せたジェスチャーが話題となっている。
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この試合でアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、マン・オブ・ザ・マッチ級の働きを見せ、チームの勝利に貢献した。しかし、3-1で迎えた後半にはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でオフサイドと判定され、得点が認められない場面があった。
ピケが、この判定に対し不満だったのは明確だった。ピケは両手を前に出し、指でキーボードを叩くような仕草を見せてから、両手で一本の線を引くようなジェスチャーを見せた。この動作にどんな意味があったのかが注目されている。
スペイン紙「マルカ」は、「ピケのジェスチャーは、キーボードを叩き、線を引いているようだった。それはラ・リーガの最近の試合で問題となっているVARに対するもののようだ」と指摘した。実際、この試合の直前に行われたレアル・マドリードとアスレティック・ビルバオの試合でも、レアルにVAR判定でPKが与えられたが、ビルバオにPKが与えられなかったことが話題になり、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長も苦言を呈していた。
SNSではバルセロナのファンを中心に、ピケがVARに対する不満や審判に対する皮肉をピッチで表現したとして、好意的に受け止めている声もある。また、両手を前に出して指を動かすピケのジェスチャーは、VARによって審判が操り人形になっていることを示すものだとする見方もある。
試合後、この動作について聞かれたピケは、「覚えてないね。試合中は、アドレナリンが出ているからね。何の話をしているのか、分からないよ」と、意図的にやった行為ではないことを強調した。その真意は不明だが、物議を醸す行動だったことは間違いない。