マンUの来季補強第一号は幻に!? ブラジル代表MFの78億円売却報道をラツィオが否定

マンUの執念は実るのか

 もっとも、覇権奪回を狙うユナイテッドがアンデルソン獲得を熱望しているのは周知の事実だ。今季開幕前にも5000万ユーロ(約65億円)の獲得オファーを出しており、この時はラツィオ側が固辞している。記事の通りの動きが水面下であるとすれば、”赤い悪魔”は1年後に13億円を上積みするほど、ブラジル人アタッカーの獲得に執念を燃やしていることになる。

 会長の発言を元にした移籍報道をクラブ側が真っ向から否定するという異例の展開となり、今後も様々な憶測を呼びそうなアンデルソンの去就問題。地元メディアでジョゼ・モウリーニョ氏の来季招聘が既定路線のように報じられるユナイテッドの監督人事とともに、この「ラツィオ10番」を巡る動きからもしばらく目が離せそうにない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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