バルセロナ、仏代表FWグリーズマンのトレード模索 ユーベ、PSG、インテルが候補か
チームにフィットしきれず、ブラジル代表MFアルトゥールに続いて放出か
バルセロナは“シャビの後継者”とも目されていたブラジル代表MFアルトゥールをユベントスの放出し、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチとのトレードを成立させたばかりだ。しかし、さらなるトレードを画策しているようだ。チームにフィットしきれていないフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンを交換要員として、再びユベントスにオファーしているとスペインメディアが一斉に報じた。
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新型コロナウイルスによる財政的な打撃が大きいなかで、バルセロナは支出を最小限に抑え込むためにトレードに積極的だ。現地時間6月29日、23歳のアルトゥールをユベントスに譲り渡し、代わりに30歳のピャニッチを獲得した。
バルセロナはユベントスとの間でさらなる取引を行う可能性が浮上。イタリアメディア「RAI Sport」を情報源として、すでに両クラブが交渉を行っているとスペイン紙「スポルト」や「AS」などが一斉報道。バルセロナはグリーズマンを放出候補に挙げたという。
「RAI Sport」でジャーナリストを務めるパオロ・パガニーニ氏はツイッターで、グリーズマンがパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマール、インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの交換要員の候補としても挙がっていることにも言及したうえで、新たにユベントスのブラジル代表FWドウグラス・コスタとフランス代表MFアドリアン・ラビオとのトレードが浮上していると言及している。
「スポルト」紙は「バルサで居場所を見つけられていない」とグリーズマンがチームに適応できていないことを指摘。代理人は近日中にもクラブと現在の状況について話し合いを行う予定だと伝えている。
昨夏に念願だったバルセロナ加入を実現させたばかりのグリーズマンだが、わずか1年で退団説が過熱している。
(FOOTBALL ZONE編集部)