ミランCEOが強豪相手に奮闘した本田を絶賛 「とても優秀な選手。再びいい時期に戻った」

敵地で引き分けたナポリ戦でのプレーを、ガリアーニ氏が称える

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、22日の敵地ナポリ戦で先発フル出場を果たし、終始劣勢の展開を強いられるなかで1-1のドローに大きく貢献。試合後、ミランのアドリアーノ・ガリアーニCEOは粉骨砕身の本田を絶賛している。

 敵地で圧倒的に攻め込まれながらも、相手の猛攻を凌ぎ、優勝争いを演じる強豪ナポリから勝ち点1を奪うことに成功したミラン。強化責任者は試合後、クラブの公式番組「ミラン・チャンネル」で喜びをにじませた。

「本田はとても優秀な選手だ。霞のように消えていた時期もあったが、再びいい時期に戻った。私は今のチームを気に入っている。とても厳しい状況で戦った」

 2014年1月にCSKAモスクワから移籍金ゼロでの獲得に尽力したガリアーニ氏は、本田とチームの奮闘に喜びを示した。地元メディアは1月に、本田がガリアーニCEOと直接会談を持ち、「プレーで違いを見せることができていない」と謝罪したと伝えていた。

 本田は前節ジェノア戦の1得点1アシストに続き、この日は鋭いクロスで値千金の同点弾を演出した。15カ月間ゴールから遠ざかっていた背番号10は今、フィールド上で違いを示している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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