「日本より優れていると感じた」 元パラグアイ代表FW、W杯の歴史的一戦を回想
2010年南アフリカW杯で激突、先発出場のFWサンタクルスが振り返る日本戦
元パラグアイ代表FWロケ・サンタクルス(オリンピア)が、2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)を回想し、「日本よりも優れていると感じた」と語っている。母国メディア「Tigo Sports」が伝えた。
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2010年の南アフリカW杯に出場した日本は、グループリーグ初戦でカメルーンに1-0と勝利すると、続くオランダ戦は0-1と惜敗。最終節のデンマーク戦で3-1と快勝し、2002年日韓W杯以来となる16強進出を決めた。
史上初の8強に向けて対戦した相手がパラグアイだ。母国メディアが日本戦で先発出場した相手エースFWにクローズアップし、「サンタクルス:日本よりも優れていると感じた」と特集。「元パラグアイ代表のストライカーは、初めて準々決勝に進出した2010年南アフリカW杯での日本戦を回想した」と伝えた。
試合は0-0のままPK戦へ突入。最終的に3-5で日本が敗れ、パラグアイが初の8強進出を果たした。サンタクルスは「私たちにとって歴史的な機会となるゲームだった」と振り返り、「勝ち上がることができると信じていたので、本当に楽しんだ。試合全体を通して消耗したが、最終的にPKで勝利した」と続けている。
サンタクルスは延長戦前半に交代し、勝利の瞬間をベンチから眺めていた。「様々な感情が湧き起こる瞬間だった」と口にする。
「他のチームメートたちと一緒にベンチにいて、PKを楽しんでいたのを覚えている。チームだけでなく、自分にとっても歴史的な瞬間であり、多くの人々に喜びを与えることができてすごく嬉しかった」
日本にとっては失意の敗戦となった一方、サンタクルスは歴史的一戦として鮮明に覚えているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)