デポルティボ柴崎、スペイン紙が“及第点”評価 「守備陣の穴を見つけてプレーした」

デポルティボMF柴崎岳【写真:Getty Images】
デポルティボMF柴崎岳【写真:Getty Images】

テネリフェ戦で先発仏出場、鮮やかなバックヒールパスで決定機を創出

 デポルティボ・ラ・コルーニャの日本代表MF柴崎岳は現地時間30日に開催されたラ・リーガ2部第37節テネリフェに先発フル出場。試合は1-1のドローに終わったものの、鮮やかなバックヒールパスで決定機を創出するなど古巣との対戦で存在感を示し、現地紙「AS」も一定の評価を与えている。

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 第35節エルチェ戦で相手に対してのレイトチャージで自身初のレッドカードを受けた柴崎は、出場停止明けの一戦となった。2017年初頭にスペイン初挑戦の地に選んだテネリフェの本拠地ヘリオドーロに乗り込んだ一戦、中盤の一角でスターティングメンバーに復帰した柴崎が見せ場を作ったのは後半29分のことだった。

 左サイドの攻撃に柴崎が絡んでパスを受けると、ゴールには背を向けた状態ながらダイレクトで後ろに流すヒールパスを選択。これに反応したMFサルバ・ルイスがゴールライン深くまでえぐると中に折り返し、FWクリスティアン・サントスがシュートを放つ。相手GKに防がれたゴールとはならなかったものの、柴崎のイマジネーションの高さが発揮された局面となった。

 試合は後半35分にテネリフェに先制点を許したものの、アディショナルタイムにMFアゲル・アケチェクのダイレクトシュートで1-1の同点とし、デポルティボは勝ち点1を拾う形となった。

 同紙は試合後の採点で柴崎に対して3点満点中1点と及第点の評価だが、チャンスを創出したシーンを含めて「(ハーフタイムを終えて)ロッカールームから出てくると、デポルは前半より明らかに上手くプレーし、ガクは守備陣の穴を見つけてプレーした」とチャンスメイクに尽力したと称えている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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