マンUは今夏も大補強!? 104億円でユベントスの若きエース獲得を狙うか
両国メディアが報じる ディバラの価値は1シーズンで2.5倍に
ルイス・ファン・ハール監督の就任から2シーズンで460億円もの補強費を投じる大補強を展開しているイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドだが、新たなターゲットとしてユベントスの若きエースを狙っているようだ。英紙「サン」や、イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」など、両国のメディアが報じている。
英紙「サン」は、ユナイテッドがユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラに対し、6500万ポンド(約104億円)という巨額の予算で来季補強の目玉としての獲得を目指していると報じている。左利きでスピード感あふれる突破と正確なシュートが魅力の22歳は、今季開幕前にパレルモからユベントスに移籍金3200万ユーロ(約42億円)で加入したばかり。1シーズンと経たないうちに、その価値は2.5倍ほどに高騰した計算になる。
また、「カルチョメルカート・コム」は、ユベントスは売却不可能な選手を作らないとして、放出の可能性を指摘している。過去にも、世界最高の司令塔と呼ばれた当時のフランス代表MFジネディーヌ・ジダンを高額な移籍金で放出し、それを原資にGKジャンルイジ・ブッフォンなど守備陣の大補強を繰り広げたこともある。そうしたやり繰りの巧みさを持つユベントスだけに、高額な移籍金を提示されれば交渉に応じるだろうとした。
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