名物会長の圧力にも動じないミラン指揮官 「私は重圧のなかで仕事をすることが好きだ」

ナポリ戦前日会見で、ミハイロビッチ監督が去就について言及

 日本代表FW本田圭佑所属のACミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は、シルビオ・ベルルスコーニ会長から受けるプレッシャーに全く動じない言葉を残している。22日のナポリ戦を前にした記者会見の模様をイタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が伝えている。

 ナポリ戦に向け「我々はスタートダッシュこそ失敗したが、生まれ変わって継続性を持って戦っている」と、チーム状況に自信を見せている。そして、ベルルスコーニ会長による「私を納得させたければ、全ての試合に勝つことだ」という発言に対して、一歩も引かない構えを見せた。

「もちろん、我々だって全ての試合に勝ちたいと思っているが、残念ながら約束できるのは勝利することではなく、常に勝利するためにピッチに立つということだ」

 あくまでも結果は後からついてくるものであり、そのために全力を尽くすことしか約束できないと語っている。そして、来季以降の去就問題が常に報じられるなかで、会長を含めた周囲の声に対しても強気なコメントを残した。

 

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