「ダビデ像と類似」 イニエスタ、まさかの「完全裸」像に世界衝撃「赤面させた」

2010年のW杯で決勝ゴールを決めた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】
2010年のW杯で決勝ゴールを決めた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】

イニエスタの故郷アルバセテが銅像建立を発案、“裸体像”公開に思わぬ反響

 J1ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、世界中で高い人気を誇る。故郷アルバセテが地元の“英雄”を称えるために銅像の建立を予定しているなか、イニエスタを象徴する名シーンの“裸体像”が公開されて波紋を呼んでいる。

 イニエスタの故郷であるアルバセテ市は、地元から世界に羽ばたいたヒーローの銅像建立を予定。2018年10月からプロジェクトが始動し、今年7月10日に除幕式を予定していた。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、式は1年間延期された一方、アルバセテ市議会がイニエスタの裸体像を公開して話題を呼んでいる。

 イニエスタの象徴的なワンシーンとして選ばれたのは、スペイン代表が初めてワールドカップを制した2010年大会の決勝だ。オランダ代表と激突し、イニエスタが決勝ゴールを奪った際のボレーシュート姿が基になっている。ところが公開されたのは一糸まとわぬ裸体像だったため、各方面で波紋を呼ぶ形となった。

 衛星放送「ユーロスポーツ」スペイン語版は「イニエスタを赤面させる像:彼はアルバセテで裸に!」と伝えた一方、名作を引き合いに出しつつ「ミケランジェロのダビデ像と類似、アンドレスは完全に裸だった」と記している。

 またポルトガルメディア「Noticias ao Minuto」は「衣服のないイニエスタの像がスペインで騒動:風邪をひく」と報じれば、ホンジュラスのテレビ局「Televicentro」も「全身ヌード」と反応している。

 アルバセテ市議会は公式ツイッターで「画像にあるのは最終作品ではなく、青銅で鋳造される前の粘土スケッチです」と説明。最終的にはユニフォームなどを着た完全版ができ上がるという。

 英雄イニエスタの功績を称えるためのプロジェクトだが、思わぬ形で脚光を浴びているようだ。

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