鎌田大地、前半敵陣内でパス成功率100% 2試合連続アシストを現地評価「攻撃の重要な選手」

フランクフルトの日本代表MF鎌田大地【写真:Getty Images】
フランクフルトの日本代表MF鎌田大地【写真:Getty Images】

前半28分、スルーパスに抜け出してポルトガル代表FWシウバの先制ゴールをお膳立て

 フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は現地時間17日に行われたブンデスリーガ第32節シャルケ戦で先制ゴールをアシストする活躍で、2-1の勝利に貢献した。これで前節に続く2試合連続アシストで、チームは2連勝を飾った。現地メディアでも鎌田は攻撃の中心として高い評価を受けている。

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 6試合連続でスタメンに名を連ねた鎌田は前半28分、カウンターの場面でスプリントして左サイドに抜け出すと、味方からのスルーパスを受けてそのままダイレクトでゴール前のポルトガル代表FWアンドレ・シウバへラストパスを通した。シウバは足元にボールを収めてから、カバーに戻ったDFを冷静にかわしてからシュートをゴール左隅に流し込んだ。

 前節ヘルタ・ベルリン戦(4-1)では流れるようなドリブル突破からシウバのゴールをお膳立てした鎌田は、これで2試合連続アシスト。後半にも追加点を奪ったフランクフルトはシャルケの反撃を1点に抑え、2-1で勝利を収めた。

 フランクフルト地元紙「Frankfurter Rundschau」での選手評価で、鎌田はチーム2点目を決めたDFダビド・アブラーム、MFフィリップ・コスティッチ、DF長谷部誠と並ぶ「Gut dabei(良い働き)」の高評価を受け、「攻撃の重要な選手」と称されている。また、前半は相手陣内でのパス成功率100%だったとも紹介。チームの攻撃を牽引する存在として存在感を高めており、この試合でも質の高いプレーを披露した。

 ただし、鎌田は前半37分に今季5枚目のイエローカードを受けたため、累積警告によって次節は出場停止となった。

 連勝のフランクフルトは勝ち点を41に伸ばし、対戦相手のシャルケをかわして9位に浮上している。

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