ユナイテッドFW、英政府を動かした書簡 無料給食提供の継続決定「本当に誇らしい」

マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォード【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォード【写真:Getty Images】

ラッシュフォードの訴えで英政府が方針転換、ジョンソン首相から感謝の言葉

 英国のボリス・ジョンソン首相は、貧困家庭への無料給食提供の継続を夏休み期間中も継続することを決定した。政府を動かしたのはマンチェスター・ユナイテッドで活躍するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードだった。自身も貧困家庭で育った経歴を持つ同選手は政府の対応に感謝を述べつつ、こうしてサッカー選手が社会問題に取り組むことは「普通になってきている」と話した。英公共放送「BBC」が報じている。

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 英国では新型コロナウイルスの感染拡大によるロックダウンの期間中に、低所得家庭の児童向けに給食の無料提供などの食料支援を実施。しかし、夏休みは対象期間外とされていた。

 自身も貧しい家庭で育ち、無料給食の支援を受けた経験のあるラッシュフォードは夏休み期間も支援を継続するように訴える書簡を政府宛に送付。これを受けて政府は給食の無料提供を夏休み期間も継続することを決定した。恩恵を受ける児童の数はイングランドで130万人にも及ぶとされている。

 貧困問題に一石を投じたラッシュフォードだけでなく、マンチェスター・シティのFWラヒーム・スターリングが人種差別問題に積極的に取り組むなど、イングランドではサッカー選手が先頭を切って大きな社会問題に取り組む姿勢を見せている。

 ラッシュフォードは、知名度があり社会への影響力の強いサッカー選手が社会問題に関する発信を行うことが同世代の中でも当たり前になってきていると語る。

「自分たちが信じているトピックについて発信することは普通になってきているよ。これは将来のためにポジティブなことだと思う」

 また、ラッシュフォードは自分の訴えが受け入れられ、政府が方針を転換したことに驚きと感謝を感じていると語った。そしてジョンソン首相からも感謝の言葉をもらったという22歳は「とてもいい気分だ。人々の人生がいい方向に変わっていくことこそ僕がトライしてきた最も重要なことなんだ。本当に誇らしい瞬間だ」と喜びを露わにしている。

 SNSの普及により、選手が主体的に発信する機会は以前と比べて圧倒的に増えている。ラッシュフォードのように大きな影響力を持つトップ選手が社会問題に関するキャンペーンを起こすことは一つの“スタンダード”になっているようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)

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