香川真司は「明らかに復調」 9カ月ぶり公式戦ゴールに地元紙賛辞「効果的かつ効率的」
ルーゴ戦で3-1の勝利に貢献し、チームは暫定首位に浮上
スペイン2部サラゴサのMF香川真司は現地時間16日に第33節ルーゴ戦に先発出場し、前半18分に先制ゴールを決めるなどチームの3-1勝利に大きく貢献した。9カ月ぶりとなる公式戦ゴールについて、地元メディアも大きく称賛している。
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昇格争いの真っただ中にいるサラゴサにとって、敵地とはいえ勝ち点3が欲しいルーゴ戦で、香川はいきなり仕事する。前半19分、CKの流れからのこぼれ球に対し、香川は巧みなターンでボールを拾うと、右足を一閃。鋭いグラウンダーのシュートをゴール左隅に突き刺した。
この先制ゴールで優位に立ったサラゴサは後半にもMFラウール・グティエレス、FWミゲル・リナレスがそれぞれゴールを挙げて勝負あり。アディショナルタイムに1点を返されたものの、快勝で暫定ながら首位に浮上した。
香川の活躍ぶりはしっかりと評価されている。スペイン紙「AS」の試合後採点では3つ星満点中2つ星を獲得。また地元紙「エル・ペリオディコ・デ・アラゴン」では「決定機に正確なシュートを放ち、効果的かつ効率的な試合をこなした。カガワは明らかに復調を果たし、グティエレスとリナレスがその勝利を決定づけるものとした」と香川の働きが勝利に直結したと称賛している。
昨夏に初のスペイン挑戦を決めた香川は、開幕当初に2ゴールを挙げて実力を発揮した。しかし、その後はコンディション不良や負傷などもあって本領を発揮できていたとは言いがたい。復活の狼煙を上げるゴールは、終盤戦に臨むチームにとっても心強いものとなるはずだ。
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