小野伸二、WSW時代の“7人粉砕ゴラッソ”に再注目 「ちょっとした魔法」「ショー」

Aリーグ、WSW時代の小野伸二に再脚光【写真:Getty Images】
Aリーグ、WSW時代の小野伸二に再脚光【写真:Getty Images】

2013年1月のメルボルン・V戦、前半42分のゴラッソに続いて値千金の決勝ゴールを記録

 元日本代表MF小野伸二(FC琉球)は、2012-13シーズンから2年間、オーストラリア1部ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW)でプレーした。2013年にはレギュラーシーズン優勝に貢献したが、クラブ公式ツイッターが当時のゴラッソに再びスポットライトを当ててている。

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「シンジ・オノのちょっとした魔法」

 WSW公式ツイッターがこのように綴って振り返ったのは、2013年1月1日に行われたAリーグ第14節本拠地メルボルン・ビクトリー戦(2-1)だ。

 小野はまず前半42分、相手GKのフィードを味方がカットしたボールを敵陣ペナルティーアーク内で拾い、右足で連続リフティング。そのまま左に流れながら、ダイレクトで左足を振り抜き、マーカーの股を抜いてゴール右隅に先制ゴールを突き刺した。

 そして、1-1の同点に追いつかれて迎えた後半34分だった。再び敵陣ペナルティーアーク付近で縦パスを受けた小野は素早く反転してゴールに正対。右足アウトサイドで切り返すと、前に3人、左右に2人ずつ、計7人の相手選手がいるなかで右足シュートをゴール右隅に決め、値千金の決勝ゴールをマークした。

「素晴らしい、ただただ素晴らしい! メルボルン・ビクトリーは日本代表に突き放された」

 当時の実況も思わず絶叫するゴラッソに、ファンも「私のお気に入りのゴール」「ショー」と改めて感嘆の声を上げていた。

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