ラ・リーガが6月11日再開決定 39日間で計110試合の超過密日程でシーズン完結へ

セビージャ対ベティスのアンダルシアダービーからリーグ戦再開
スペインのリーガ・エスパニョーラは現地時間5月29日、2019-20シーズンの再開が6月11日に決定したと発表した。セビージャ対ベティスのアンダルシアダービーからスペインにサッカーが帰ってくることになる一方で、シーズン閉幕予定日を7月19日ともしており、39日間で合計110試合が行われる状況になると、スペイン紙「AS」が伝えている。
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リーガのハビエル・テバス会長の下で残り11節の正式なスケジュールはまだ決定していないものの、1週間で毎日何かしらのカードが開催されることが濃厚。11節の内訳はミッドウィークに5節、週末に6節となっている一方で、金曜や月曜日開催も視野に入れて進めている。
6月に入ると気候面から高温が予想されるため、基本的には夜の19時30分からキックオフされる予定となっているが、スペイン北部に位置するセルタ、アスレティック・ビルバオ、レアル・ソシエダといったクラブは午後の早い時間帯の試合開催がスケジューリングされることになりそうだ。
選手交代枠は「5人」になるなど、プレーする選手の負荷を軽減しようと数々の特例が設けられているとはいえ、もし11試合すべてフル出場した場合は39日間で990分をプレーすることになり、1カ月強の短期で休息に充てられる時間は非常に少ない。
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやレアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスら30台を超えた主力にとっての疲労蓄積やリーグ再開タイミングにおいての負傷の増加、そもそも新型コロナウイルスの感染を避けることができるかなど課題はいまだ多い。ラ・リーガは超異例日程で2019-20シーズンを無事消化しきることはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)