3-6-1の最強布陣? 「キャプテン翼」日本人選手ベストイレブンをスペインメディア選出

「キャプテン翼」日本人選手ベストイレブン(※写真はイメージです)【写真:Football ZONE web】
「キャプテン翼」日本人選手ベストイレブン(※写真はイメージです)【写真:Football ZONE web】

守護神は“SGGK”こと若林 3バックは松山、石崎、次藤が並ぶ

 日本が誇る世界的な人気サッカー漫画「キャプテン翼」は、スペインでも多くのサッカー少年を魅了し、現在ヴィッセル神戸でプレーする元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタらに影響を与えてきた。英サッカーサイト「90min」スペイン語版がその名作で特集を組み、ベストイレブン企画を実施。日本人選手の“最強メンバー”が選ばれた。

 スペインでは現地に馴染みやすいようにキャラクター名も改変されているが、ここでは原作の日本人名を採用。中盤に人材豊富なことを反映した3-6-1システムが組まれた。

 まず守護神は、スーパー・グレート・ゴールキーパー「SGGK」こと若林源三が選出。記事では、その能力を「すごい反射神経の持ち主で、すべてのボールを止め、事実上得点することができないGKだった。シュートがパワフルだろうと良いコースに飛ぼうと関係なく、彼は難なく止め、ボールを手に収めて自分の存在を主張していた」と紹介。基本的にペナルティーエリア外からはゴールを許さないのがアイデンティティーだ。

 そしてDFでは、小学生時代から主人公・大空翼の盟友であり良き理解者でもある、ガッツあふれる顔面ブロックがトレードマークの石崎了が1人目としてノミネート。「物語の序盤では動きがぎこちなかったが成長を続け、守備陣で欠かせない存在の1人になっていく。シリーズで最もカリスマのあるキャラクターの一人」と、存在感の大きさが触れられていた。

 2人目は体格に優れた九州男児、次藤洋が選ばれた。テクニックに優れたタイプの選手が多いが、そのなかでのフィジカル系には「指ひとつで相手を止め、高さでは対抗する存在がいないディフェンダー。自チームに強く岩のようなセンターバックがいることは決して悪いことではない」と、その価値が認められた。

 続いて「守備陣の最後となる」と紹介されたのが、「ピッチのあらゆるポジションでプレー可能な」松山光だ。小学生時代のトップ下から、ボランチやセンターバックと確かにポリバレントな描写がされている。そして、そのパーソナリティーは「犠牲的な仕事ができるこの選手にとって最も大事なのは、あらゆる個人よりもチーム」と称された。

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