3-6-1の最強布陣? 「キャプテン翼」日本人選手ベストイレブンをスペインメディア選出

1トップは日向「正真正銘の点取り屋でアグレッシブ、誇り高く、大空翼のライバル」

 そして不動の1トップはもちろん日向小次郎だ。小学生時代から大空翼のライバルでもあるストライカーは、「正真正銘の点取り屋でアグレッシブ、誇り高く、大空翼の偉大なライバルになっていく。有名なタイガーショットは単に相手を唖然とさせるだけではなく、壁をも破壊した」と紹介。中学時代に試合で起用されなかった日向が、試合中のシュートに合わせて放ったシュートが大宮サッカー場(現NACK5スタジアム)のゴール裏部分の壁にめり込んだ描写を取り上げていた。

「90min」が選出したイレブンを実際にフォーメーションに並べるとなると、少し悩みどころもある。GK若林の前に並ぶ3バックは、松山光を中央に起用することで異論がないだろう。1トップも素直に配置できる。

 しかし、中盤6人の配置は誰にサイドをやってもらうのかという点で難しい。立花兄弟を両サイドに分けてしまえばコンビプレーをするための物理的な距離が離れてしまうが、あくまでも漫画ということで必要な時には近くに寄っているということにしておきたい。そのため、三杉淳と岬太郎でダブルボランチを組み、大空翼と葵新伍の2シャドーが妥当か。大空翼にはトップ下として中央に君臨してもらい、葵新伍には前線への飛び出しなど広範囲な動きを期待する3-6-1が収まりが良いのかもしれない。

 先日にはイタリアメディアで特集されたキャプテン翼だが、スペインでも根強い人気があるのは明白。サッカー後進国と言われた日本で生まれたストーリーとキャラクターは、各国で議論になるほどの人気漫画として昇華している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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