今夏の大型補強を狙うマンU 115億円でドルトムントのエース獲得に動くか

今季31試合30得点のオーバメヤンが、名門のトップターゲットに浮上

 マンチェスター・ユナイテッドが、ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンに移籍金7000万ポンド(約115億円)を用意して、獲得に向かう可能性が浮上している。英地元紙「デイリー・メール」が報じた。

 ルイス・ファン・ハール監督の就任後、2年連続で大型補強を敢行しているユナイテッドだが、その動きは来季も継続されるようだ。ジョゼ・モウリーニョ新監督誕生も濃厚とされるなか、来季は主将FWウェイン・ルーニーに代わるほどの大物ストライカー獲得の噂が浮上。それが、ドルトムントでゴール量産中のFWオーバメヤンだという。

 エド・ウッドワード副会長が、今夏の補強費は1億2000万ポンド(約197億円)にも及ぶと明かしている。プレミアリーグの莫大なTV放映権料収入や高額なスポンサー契約に支えられる資金力を生かし、バルセロナのブラジル代表FWネイマール、バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキなどのスターが補強リストに名を連ねるが、そのなかでもトップターゲットはドルトムントが誇る韋駄天FWのようだ。

 今季のオーバメヤンは公式戦31試合30得点を挙げ、欧州でも屈指の点取り屋として飛躍的な成長を遂げている。その活躍ぶりからガボン人として初めてアフリカ年間最優秀選手賞も受賞した。ファン・ハール監督の下で苦しい時を過ごすユナイテッドの救世主は、このアフリカ最高のストライカーになるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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