名将リッピ、クラブとリーグの“外国籍枠”に持論 望ましい自国選手枠「65%」を指摘

クラブとリーグにおける自国選手と外国人選手の“理想的バランス”に言及

 そのうえでリッピ氏は、クラブチームとリーグ全体における理想のバランスについて話し、現代表監督のロベルト・マンチーニ氏がメッセージ性のある代表招集を行ったことを称賛している。

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「望ましいパーセンテージというものがあり、私が代表監督をしていた時のクラブチームとリーグ戦は平均的に65%のイタリア人と35%の外国人選手で戦われていた。これは良かったが、今はその数字が逆転している。マンチーニは勇気ある選択肢からチームを作るのが上手い。セリエAデビューをしていない選手すら代表に呼んだことは大きなメッセージになった」

 リッピ氏のバランスをスタメン11人に当てはめると、7人が自国の選手で4人が外国人選手となる。その指摘どおり、近年のユベントスなど上位クラブを見れば人数バランスは逆転していると言えそうだ。

 代表チームの強化とリーグ戦における外国人のバランスは、どの国にも共通の問題として横たわる。リッピ氏が語る理想のバランスは、世界的にも共通の要素として捉えられる部分と言えそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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