中国美人GK、日本アニメに衝撃「ハマった」 二足の草鞋「夜はドラマー」生活に脚光

「ゴールキーパー」と「ドラマー」の共通点を指摘 「責任が必要になる」

 サッカーと音楽の二足の草鞋を履いている状況だが、それはジャオ・リーナーにとってプラスの面もあるようだ。「音楽を愛しているけど、サッカーが一番好き」と力を込めつつ、次のように共通点を指摘する。

「実際、サッカーと音楽の間には共通点がある。ゴールキーパーという仕事は、チームのゴールを守ることになるので責任がある。試合の大半をチームメイトの背中を見ながら過ごすこともあるけど、重要な場所。それはドラマーに似ている。ドラマーはバンドの一員として、演奏に集中して仕事をしなければならない。それには責任が必要になる」

 いまや中国女子サッカー界で誰もが認める守護神となったジャオ・リーナーだが、さかーと音楽を続けながら、サッカー選手を目指す少女たちに夢を与えたいという。

「サッカーから離れることはできない。この数年間、私を助けてくれた人たちに恩返しをするためにプレーを続けるつもり。サッカーがなかったら、ここまで来れなかったし、今のような自分になっていたと思う。今の若い女の子たちに、サッカーは追求する価値のあるものだということを示したい。そして、音楽を辞めたりはしない。絶対に」

 日本のアニメに影響を受けたジャオ・リーナーは「昼はゴールキーパー、夜はドラマー」という自分の夢を追いながら、その生き様で未来のサッカー少女たちに希望を振りまく存在となりそうだ。

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