「C・ロナウドに変身」 本田、“W杯26人のカルトヒーロー”に英選出「魔法の足によって…」

2010年W杯のデンマーク戦で直接フリーキックを決めたMF本田圭佑【写真:Getty Images】
2010年W杯のデンマーク戦で直接フリーキックを決めたMF本田圭佑【写真:Getty Images】

「C・ロナウドに変身」 本田、“W杯26人のカルトヒーロー”に英選出「魔法の足によって…」

 サッカーの長い歴史の中では、4年に一度の大舞台であるワールドカップ(W杯)でインパクトを残し、一躍スーパースターへと飛躍した選手が数多くいる。英メディア「GIVE ME SPORT」は、「W杯の記憶に刻まれる26人のカルトヒーロー」と見出しを打ち、日本代表で長く活躍したMF本田圭佑(ボタフォゴ)の名前も挙げている。

 2018年のロシアW杯ではフランスが優勝を収め、22年にはカタールで開催予定のW杯が控えている。これまでの大会でも数多くのスター選手が誕生してきたが、「GIVE ME SPORT」は「W杯の記憶に刻まれる26人のカルトヒーロー」と見出しを打って特集している。

 取り上げられたのは、いずれもW杯で強烈なインパクトを残し、母国に歓喜をもたらした選手ばかりだ。1990年大会で6ゴールを奪って得点王となり、その後Jリーグのジュビロ磐田でも活躍した元イタリア代表FWサルバトーレ・スキラッチ、元鹿島アントラーズで94年大会のブラジル代表優勝に貢献したFWベベット、2002年日韓W杯でアジア勢初の4強進出に貢献し、Jリーグでもプレーした元韓国代表FWアン・ジョンファン、10年大会で得点王に輝きセレッソ大阪にも在籍した元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン、そして14年大会で日本戦を含めて6ゴールを奪って得点王に輝き、この大会をきっかけにレアル・マドリード移籍を勝ち取ったコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスなど、日本とも縁の深い選手も取り上げられている。

 そんな錚々たる26人のリストに、本田も名を連ねた。

「日本のスターは3度の大会でゴールを記録しているため、本田にとってはフェアな選出だろう。彼がこのリストの座を勝ち取ったのは、2010年でのパフォーマンスだ。本田は南アフリカで、魔法の足によって世界を立ち上がらせた。デンマーク戦で披露したナックルボールのFKで得点し、クリスティアーノ・ロナウドに変身した」

 本田は2010年に行われた南アフリカW杯のグループリーグ第3戦、デンマーク戦で約30メートルの距離から無回転のブレ球FKを叩き込み、3-1の勝利に貢献していた。あれから約10年の月日が経過したが、W杯での一撃は海外メディアにも確かなインパクトを与えているようだ。

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