マンUが復活の”元レアル10番”獲得に興味 噂の新監督候補との相性は…
マルセイユで好調のディアラ 手薄なセントラルMFの補強候補に
マンチェスター・ユナイテッドは来季の新戦力候補の1人として、マルセイユのフランス代表MFラッサナ・ディアラ獲得に興味を示しているようだ。仏地元紙「レキップ」が報じている。
母国ル・アーヴルで2004年にプロデビューしたディアラは、これまでチェルシー、アーセナルというロンドンの両雄でプレーした経験を持ち、2009年から12年までレアル・マドリードに所属。“白い巨人”では一時、背番号10を背負ったこともあった。名門クラブを渡り歩いてきたが、徐々に出場機会を失うと、その後はロシアのアンジ・マハチカラ、ロコモティフ・モスクワを経て、今季マルセイユに加入した。
30歳となったMFは母国への帰還とともに復活を果たし、昨年9月には月間最優秀選手賞を受賞。昨年10月のアルメニア戦で約5年ぶりのフランス代表復帰を果たしていた。
ユナイテッドでは、イングランド代表MFマイケル・キャリックに米MLS移籍の噂が浮上しており、そうなれば中盤の補強は急務となる。豊富な運動量でピッチを駆け回り、高い守備力を発揮できるディアラのようなタイプは現在のチームには不在なだけに、貴重なオプションとなりそうだ。プレミアでの経験もあるため、適応にも時間はかからないだろう。
来季、ユナイテッドの新監督就任が濃厚とされるジョゼ・モウリーニョ氏とはチェルシー、レアルで2度に渡って共闘。ただし、“スペシャル・ワン”の下ではレギュラーポジションを得ることはできていなかった。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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