マンUの“アンリ2世”が影響を受けた3選手 ロナウジーニョ、ロナウドそして…

最も憧れた身近な存在

 今季からマンチェスター・ユナイテッドでプレーする20歳の神童FWアンソニー・マルシアルが、これまでのサッカー人生で大きな影響を受けた3人の選手を明かした。クラブの公式TV「MUTV」で語った。

 マルシアルはモナコでの活躍が認められ、わずか19歳でマンU移籍を勝ち取った。さらにフランス代表にもデビューし、あっという間にスターダムを駆け上がった。そのプレースタイルから母国の英雄に姿を重ねられ、「アンリ二世」との評判がもっぱらだが、本人はこれまで影響を受けた選手としてアンリ以外の3選手の名を挙げている。

「僕の兄(ヨハン・マ ルシアル)だ。僕は彼の後を追っていきたいと強く思わせてくれた。他にはロナウジーニョとロナウドの2人のブラジル人選手だ。彼らにインスパイアされて、フットボールの世界に憧れたんだ」

 兄・ヨハンは現在24歳で、U-20フランス代表経験も持つ。現在はリーグ・アン最下位のトロワでプレーしているという。最も身近にいたフットボーラーが、マルシアルに大きな影響を与えたことは間違いないようだ。

 そしてロナウジーニョと、ロナウドという、2人の元バロンドーラーのプレーが、マルシアルをフットボールの世界に引き込んだ。ティーンエージャーとして歴代最高額となる5000万ユーロ(約65億円)でユナイテッドに加入した世紀の逸材は、憧れの存在を超えるビッグネームへ成長を遂げることはできるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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