ジダン、C・ロナウドこそが最高の選手 「メッシとの関係はフットボールの魅力」
比類なき天才司令塔が知るライバル関係の美しさ
レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、教え子のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドこそ世界最高の選手と絶賛している。メキシコ紙「レコルド」が報じている。
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと世界最高の座を争い続けた“CR7”は今季衰えを指摘する声も出ているが、代表とレアルで公式戦31戦30ゴールと抜群の決定力を示している。
昨季バルサの三冠達成に貢献したメッシは、1月にFIFA年間最優秀選手(バロンドール)に選出され、世界トップの座を確保した感もあるが、ジダン監督 の意見は違った。
「クリスティアーノ・ロナウドこそが最高だ。クリスティアーノ・ロナウドに関して世の中の人々はいろいろなウワサをするが、いい人間だ。メッシはライバルだ。フットボールの魅力にとって、ライバル関係は素晴らしいものだ。ファンが望むものなんだ」
誇り高きストライカーを擁護し、ロナウドこそが世界一と猛プッシュ。メッシとロナウドはキャリア通算で2人合計1000ゴールを記録し、さまざまなハイライトを飾ってきた。
現役時代に天才司令塔として比肩するもののいないほどの才能を見せつけたジダン監督は、互いを認め合う好敵手の存在をどこかうらやましそうに語っていた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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