契約を強調するも隠しきれない愛情

　チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールは、今夏の移籍市場でレアル・マドリードへの移籍が浮上している。そのチェルシーの10番は、白い巨人を率いるジネディーヌ・ジダン監督への愛情をベルギーの情報サイト「Sudinfo.be」で語った。

　昨季のプレミアリーグMVPに輝いた男は、故障などによる不振で今季輝きを放つことができていない。だが、圧倒的なポテンシャルの高さから市場評価は落ちていない。そのアザールは、今季シーズン途中にラファエル・ベニテス前監督の後任に就任したジダン監督に心酔しているようだ。ジダン氏は常々アザ ールに対する高い評価を公言してきたが、アザールもそれにこう答えた。

「幼少期に憧れていた選手が自分の話題を出してくれることはうれしいよ。ジダンはずっと好きだったんだ。選手としては完璧に理解しているけれど、監督としては僕は知らない。ベルナベウで素晴らしい船出を飾ったけれどね。僕はチェルシーと契約があるし、ここですごく居心地がいいんだ」