宿敵マンUに去ってもマタが愛される理由 古巣チェルシー戦後の振る舞いが話題に

色褪せない古巣への愛 チェルシーの選手全員と抱擁を交わす

 マンチェスター・ユナイテッドのMFフアン・マタが、7日に行われた古巣チェルシーとの試合後に、最後までピッチに残って”ブルーズ”の選手全員と抱擁を交わし、「チェルシー愛」を示したことが話題を呼んでいる。英メディア「GIVE ME SPORT」が報じている。

 マタは2011年から3年間、チェルシーに在籍しており、2012-13シーズンには、プレミアリーグ年間最優秀選手賞に選出された。しかし、チェルシー復帰を果たしたジョゼ・モウリーニョ前監督のお眼鏡に適うことができず、先発の座を失い、そのままユナイテッドへの移籍を決断した。

 移籍後に何度かチェルシーと対戦しているマタだが、古巣への愛情が色褪せることはないようだ。敵地での試合後、ユナイテッドの選手が全員ロッカールームへと引き上げるなか、一人ピッチに残り、かつての戦友を含めたチェルシーの選手全員と抱擁を交わし、笑顔を浮かべた。

 そしてスタンフォード・ブリッジを埋め尽くしたチェルシーサポーターも、マタが後半アディショナルタイムに途中交代でピッチを退く際には、万雷の拍手を送っていた。ライバルチームの主力として活躍するマタだが、古巣チェルシーとはいまだ相思相愛の関係にあるようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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