「大阪府新型コロナウイルス助け合い基金」に寄付　「一緒に応援していけたら嬉しい」

　J1リーグのセレッソ大阪に所属する元日本代表MF清武弘嗣が、「大阪府新型コロナウイルス助け合い基金」に多額の寄付をしたことを、大阪府の吉村洋文知事が28日の会見で公表。清武も自身の公式ツイッターで「一緒に応援していけたら嬉しいです」と呼びかけると、「さすがセレッソのキャプテン」「サッカー界の英雄だ！」と称賛が寄せられている。

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　大阪府では、新型コロナウイルス感染症に関して最前線で戦う医療従事者を支援するために、「大阪府新型コロナウイルス助け合い基金」を設置し、前日27日午後7時から受付を開始。寄付は「応援金」として支給される。

　寄付の申し込み開始から一夜明けた28日に会見に応じた吉村知事は、「非常に大きな反響をいただいています。合計600件以上の方の寄付の申し込みをいただいています」とした後に、「セレッソ大阪の清武選手から多額の寄付の申し出をいただいている」と明かしていた。

　吉村知事は、自身の公式ツイッターで「清武選手、ご寄付ありがとうございます！ みんなでコロナと戦う医療従事者を応援していきましょう！」と感謝のコメントを投稿。清武もそれを引用する形で、「僕にできる事は少ないですが、一緒に応援していけたら嬉しいです。よろしくお願いします」と人々に呼びかけた。清武の粋な行動に対し、コメント欄にはファンからの称賛が寄せられている。

「さすがセレッソのキャプテン」
「素晴らしい」
「キヨくんありがとう　医療従事者の一人として頑張ります」
「サッカー界の英雄だ！」
「清い武士！　カッコ良すぎ！」

　自宅待機が続くなかでも、清武が医療従事者を思う気持ちをきっかけに、改めて府民の心が一つになっている。

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