遠いサッカー本格再開、最大のポイントは? 米学者が指摘「現実的な時期は21年春」

多くのスタジアムは閉鎖され、リーグ再開はまだ先になりそうだ(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
多くのスタジアムは閉鎖され、リーグ再開はまだ先になりそうだ(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

各国サッカーリーグが再開に向けて協議、ワクチン開発なくして本格始動なしと指摘

 新型コロナウイルスが世界中で猛威を振い、各国のサッカーリーグはベラルーシなど一部を除いて中断している。目下、サッカー再開の時期を各国リーグが協議しているなか、医師でペンシルベニア大学医療倫理学部エゼキエル・エマニュエル氏は「現実的な時期は2021年の春」と語っている。オランダメディア「VTBL」が報じた。

 新型コロナウイルスの影響を受けて、欧州5大リーグをはじめ、日本のJリーグも一時中断している。各国のサッカーリーグは再開を目指して話し合いを続けているものの、現段階で目途は立っていないのが実情だ。

 クラブや選手に加え、ファンにとってもリーグ再開時期は注目の的だが、オランダメディア「VTBL」は「観客のいるサッカーは非常に遠い:“現実的な時期は2021年春”」と特集を組んだ。「まだサッカーはなく、観客のいるサッカーは遠い。もしかしたら想像以上に遠いところにあるのかもしれない」と指摘している。

 医師でペンシルベニア大学医療倫理学部長のエゼキエル・エマニュエル氏が語ったコメントを引用。「私の意見では、スタジアムでのスポーツイベントは、(騒動の)最後になってようやく始めることができるもの。現実的な時期は2021年の春です」という意見を紹介している。

 記事では「このように感じているのは彼だけではない。アトランタのエモリー大学、疫学者ザック・ビンネ氏も、それがすぐに始まるとは思っていない」と言及。ビンネ氏は「科学者として、私は“100%確信”ということを主張したくはない。しかし今回のケースでは、ワクチンが入手可能になるまで、サッカーのスタジアムを観客で満たすことはできないだろうと100%以上確信している」と語り、ワクチン開発が本格再開に向けた最大のポイントであると強調した。

 両氏は、ファンがスタジアム観戦するなかでのサッカー再開は、安全面を考慮すると想像以上に遠い点を指摘している。欧州では再開に向けた動きが加速しているなか、果たしてどのような形で議論がまとまるのだろうか。

(Football ZONE web編集部)

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