「日本人の90%はコロナ前に実施」 宮市亮、現地紙に語った“日本とマスクの関係性”

ザンクト・パウリMF宮市亮【写真:Getty Images】
ザンクト・パウリMF宮市亮【写真:Getty Images】

ザンクト・パウリFW宮市にドイツ地元紙が直撃「日本にとっての常識だった」

 新型コロナウイルスの影響により、世界各国のリーグが中断を余儀なくされている。そんななか、ドイツ2部ザンクト・パウリに所属する元日本代表FW宮市亮は地元紙のインタビューに応じ、日本とマスクの関係性について語っている。

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 中国・武漢が発生源とされる新型コロナウイルスは世界で猛威を振るっており、ドイツ国内でも現地時間16日の時点で感染者が13万人を越えている。国内リーグも5月からの再開を見据えていたが、感染が拡大している状況を鑑みても実現は困難であるという向きが強い。

 そんななか、ドイツ地元紙「ハンブルガー・モルゲンポスト」は2015年からザンクト・パウリでプレーしている宮市のインタビューを敢行。「マスクの着用は長い間、日本にとっての常識だった」と取り上げ、宮市のコメントを紹介している。

「日本人のほとんどは鼻水、咳、インフルエンザを他人に移さないためにマスクを着用してきた。日本人の90%はコロナウイルスよりも前から実施していた。日本の状況はドイツと似ており、在宅して距離を保たなければならない」

 宮市は日本人にとってマスクは昔から馴染みのあるものであることを強調していた。一方、記事では「宮市パパの悩み」と打ち出し、「僕には2人の子供がいるが、状況がすぐにでも良くなることを願っている。家では、エンターテイナーのスキルを求められるんだよ」と、自宅で子供の相手をする父親としての苦労も語っていた。

 宮市は若くして名門アーセナルに加入したものの、度重なる負傷で思うようなキャリアを過ごすことができずにいたが、ザンクト・パウリでは見事な復活を遂げている。27歳となった今、代表復帰を目指す宮市はリーグ再開を誰よりも望んでいることだろう。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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